<2014年の年間実績:神戸市内の神戸新聞販売店モニター調査から>
ブログ始めました!!
「折込広告」や「奥様手帳折込配布」、「電子チラシ」などなど…いろんな媒体とその広告効果について、タイムリーな話題を取り混ぜてご案内します。
初回は、折込広告と曜日の関係です。
●チラシが多いのは土曜日!!
全チラシの曜日別折込枚数を見ると、土曜日が一番多く(全体の31%※)、次に多いのが金曜日(19%)。火曜・水曜は11%、木曜が10%。一番折込が少ない日は月曜日で7%となっています。
消費行動が最も活発な土・日に合わせて、金・土に新聞折込が実施されることが多いというのは当然ですが、業種やターゲットによって折込される曜日に特徴が見られます。
一般的に、主婦が財布のひもを握っているような商品は火曜日の折込が多く、高額商品や趣味性の高い買回り品は週末。じっくりと検討を要するような商品・サービス(求人、銀行・証券、旅行など)は日曜日に…という傾向が見られます。
月曜日が少ないのは、以前に月曜折込不可というエリアが多かったという理由ですが、現在では折込不可は一部エリアに限られており、増加傾向にあります。
業種と折込日との関係は、各企業の長年に及ぶ試行錯誤の末に得られた経験値として、妥当性があると言えますが、規模やターゲットによっては、チラシが多い日を避け、比較的少ない日を選んで注目度を高めるというのも得策といえます。
●スーパーのチラシは週2回折込
食品や日用品を扱い、来店頻度が高い「スーパーマーケット」のチラシは、毎日どこかのチラシが折込まれており、チラシが非常に多い業種です。
来店客数・購入金額が多い土・日に合わせた土曜日からのセール告知チラシが多くなっていますが、さらに土日にまとめ買いした、牛乳、卵、パンなどが切れる平日(多いのは火曜日)に、もう1回セールが行われます。各社によって曜日パターンは違いますが、週2回折込まれるケースが多くみられます。
●百貨店のチラシは火曜日が多い
一方、「百貨店」では火曜日のチラシが多くなっています。主婦にとって、趣味性の高い買回り品は平日にじっくりと検討して、土・日に出かけるというパターンが多いのかもしれません。
「ドラッグストア」、「エステ」も火曜日を中心とする週の前半。女性の利用度が高い「通販」の折込も、火曜日を中心とする平日の前半となっています。
一方女性物でも、買い回り性が高い宝飾・装飾雑貨は、金・土中心の週末のチラシ配布が多くなっています。
●塾のチラシは月曜日
お母さんにとって、最も頭を悩ますのが子供の教育。塾のチラシも平日の前半(特に月曜日)にチラシが多く見られます。月曜日は日常に戻って、現実的で重要なことを考えることができる日かもしれません。
■次回は来月です。
チラシの種類と曜日の関係をマトリックス図で考えます。
お楽しみに!!
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