朝刊resize前回ブログで、“チラシの折込曜日と業種の関係”についてお伝えしましたが、今回は、そもそも「神戸新聞」とはどんな新聞なのかご紹介します。 (当社「神戸新聞総合折込」は神戸新聞のグループ会社ですが、新聞折込に関しては「神戸新聞」以外の新聞はもちろんのこと、全国どこにでも折込配布が可能です。)

●神戸新聞は兵庫県ナンバーワンの地元紙
神戸新聞の朝刊発行部数は、53万2000部。夕刊は、18万5000部。<2015年1月部数>
県下ナンバーワンの地元紙であり、兵庫県内の2大商圏である「神戸市および近郊エリア」「姫路・播州エリア」では特に大きなシェアを持っています。

●読者には長年親しまれています
読者の購読年数が長いのが、“地元紙 神戸新聞”の特徴です。読者には「客観性・公平性が高い」記事が評価される一方、地元愛の強い読者からは地域の催しやイベント情報が支持されており、このような記事や広告に対する“レスポンスが高い”ことも神戸新聞の特徴です。

また神戸新聞購読世帯は、<親と子と孫=3世代>以上の世帯が多く、掲載される広告は“子ども”から“アクティブシニア”まで、幅広い層に拡散することが期待できます。口コミ効果や広告に対する反響が高いのも神戸新聞の特徴と言えます。

●豊富な地域密着情報の原点は、多様性のある県民性
人気の高い紙面のひとつは『地域版』。県下12の地域版に細分化されています。地元のイベント、ギャラリーやコンサート情報、地元スポーツ大会の結果や先生の異動など…地域のくらしに密着した記事が掲載されています。

兵庫県は元々、摂津、播磨、丹波、但馬、淡路という五国から成立しました。したがって文化や方言などで多様性が見られます。これは、明治政府が農作物で豊かな播州からの税収を使って、摂津の国「神戸」に港をつくり、丹波、但馬の絹製品を輸出しようという“国家戦略”に基づいて五国を統合し、現在の兵庫県の姿となったからだと言われています。
兵庫県が日本の縮図だと言われる所以もこのあたりにあるようです。

多様な県民性には、県下12の『地域版』で対応しているということで、地元情報の質と量は他のメディアの追随を許さないのが「神戸新聞」の“大きな強み”です。

●夕刊は都市部中心
夕刊は神戸市内から姫路・播州にいたる都市部を中心に配布されています。夕刊の名物コーナー『イイミミ』は読者の投稿からなる“井戸端会議的”なコーナーですが、ほのぼのとした投稿が多くの愛読者を集めています。

●阪神・淡路大震災のとき、神戸新聞は…
1995年1月17日の阪神・淡路大震災では、神戸新聞の本社自体も全壊。新聞組版システムも使用不能となりましたが、緊急援助協定を結んでいた「京都新聞」の支援を受けて、無休刊の伝統を守り抜きました。 惨状を前にして、記者たちが葛藤に苦しみながらも新聞発行に向けて奔走した物語は、15年後の2010年に『神戸新聞の7日間』というドキュメンタリードラマとして全国放映され(フジテレビ系列)、話題となりました。